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彰古館

防衛ホーム新聞社通販部

「彰古館」―知られざる軍陣医学の軌跡―
178ページ カラー口絵8ページ A5版
¥1,575(税込) 送料無料

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 陸上自衛隊三宿駐屯地に医療史博物館「彰古館」がある。ここには明治以降の軍陣医学を物語る多くの資料があり、その数は8000点とも言われる。当初赤十字のマークになった赤一文字の医療背嚢(表紙写真)や熊本神風連暴動時刀傷図、弾片が写る乃木大将のX線写真、渡邉淳一さんの小説「光と影」に登場する寺内正毅大尉と阿武中尉ゆかりの品々などを見ることができる。森林太郎(森鴎外)軍医部長と海軍との脚気(かっけ)論争、八甲田山の遭難などもよく分かる。本書にはこの他にも西南戦争での野戦病院 陸軍の看護婦事始 日露戦争の記録 原爆投下と軍医学校など日本医学史に特筆される発掘資料が至宝とも言える写真375枚と共に収められている。医学、軍事、歴史の専門家に限らず誰にでも読みやすく楽しめる。また、「坂の上の雲」の時代背景や明治人の気骨も感じられ、語らいの題材としても最適といえる。2002年3月から防衛ホーム新聞に連載されたもので各方面から出版が待たれていた。

内容の一部
西南戦争での野戦病院 赤一文字の医療背嚢 寺内大尉と阿武中尉の光と影 脚気と征露丸 陸軍の看護婦事始 わが国最後の刀の戦争 日本初の脳外科・形成手術 八甲田山の遭難 日露戦争の記録 原爆投下と軍医学校 乃木大将にまつわるエピソード など


発刊によせて
酒井シヅ氏(順天堂大学名誉教授・特任教授 日本医史学会理事長 医学博士)
私が始めて彰古館を訪ねた時の驚きをいまもまざまざと思い起こす事が出来る。文献で知っていた実物が目の前にあったからである。実物は文献では知り得ない多くの事を語り、その姿から受ける万感を禁じ得なかった。ここに彰古館の史料内容を紹介した「彰古館」が出版されることは時宜を得た快挙といわざるをえない。

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